製品紹介

 技術レポート

 

建築用に使われるゴムは、耐候性、耐久性が特に重要です。
当社は、国内で初めて建築用ガスケットを商品化した経験により当社独自の材料設計により対応しています。
 
ゴムの種類 略号 特 徴 用途
エチレンプロピレンゴム EPDM 原料ゴム(ポリマー)が分子構造上酸化劣化を受けにくく、耐オゾン性に優れています。建築外装材にとって最も要求される耐候性では、汎用ゴムの中では非常に優れています。
また、物理特性や経済性の面でも優れておりバランスがとれています。色は、黒が基本です。
レインバリア
 サッシ用
 PC用
グレイジングガスケット
クロロプレンゴム CR 建築関係では最も古くから使われてきた材料です。
難燃性、耐候性、接着性に優れています。
ジッパーガスケット(構造用ガスケット)の材料として現在でも使われています。色は、黒が基本です。
“ネオプレン”は、原料ゴムの商品名です。
構造ガスケット
レインバリア
 PC用
スポンジ
 PC用
シリコーンゴム Q(SR) ポリマーにケイ素を持った無機高分子物質であり耐熱性、耐寒性が格段に優れています。
ゴムの反発力でシールをする建築用途において圧縮永久ひずみ(ヘタリ)が小さく高耐久性が要求される場合は、使いたい材料です。着色に自由度があります。
ウインドバリア
 サッシ用
 PC用
構造ガスケット
クロロスルホン化
ポリエチレンゴム
CSM 明色のゴムの場合に主に使います。着色性が良く明色であっても比較的物性、耐候性がよい材料です。
“ハイパロン”は、原料ゴムの商品名です。
二重押し出しの外皮部分など(内層はCRなど)
 
ゴムの着色性
建築用途で重要な耐候性は、ゴム材料中の補強材として使われるカーボンブラックに拠るところが大きく結果としてゴムの色は黒となります。自動車のボディはいろいろな色のバリエーションがありますが、そのタイヤは、黒しかないことでもご理解いただけると思います。ところが、意匠上着色したい場合も多々あることと思います。その場合には、外観上見える部位をCSMで明色として、ガスケットの中心は黒のCRを使い機械的強度を負担させるやり方でこの2種類の材料を同時に成形し対応しております。また、シリコーンゴムは着色の自由度があり耐候性を低下させることなく使うことができます。
 
その他
ガスケット用材料としてゴムと樹脂の中間的な材料、熱可塑性エラストマー(TPE)があります。建築用途にはこれからの材料ですが、リサイクル可能、着色可能などの特徴があり今後需要が増えていくと考えられています。もちろん当社でも生産しています。