ガスケットに嵌めこまれたガラスが風圧を受けると、ガスケットは風圧に応じて図のような変形を生じる。 あらかじめジッパーガスケットの耐風圧性能をチェックすることは、採用にあたって重要なステップです。
ガスケットにかかる風圧力は、下図のように表されます。
これを式に表すと、次のようになります。
F=P×(w/2)
F:ガスケットにかかる力
P:ガラスが受ける風圧力
w:ガラスの短辺寸法
Pを設計風圧とすると、Fはガスケットに必要な保持力となります。
試験よりガスケットの保持力と変位の関係を図に表すと下の図になります。上式から求められるF値が、実験より求められる保持力Fに対し余裕があればOKとなります。